最初と最後の町から航空券を選ぶ

入国便と次の区間を予約する前に、実際の旅券に合う入国書類とトランジット条件を確認します。

観光の入口に合う空港を選ぶ

まず、初日に泊まる町と最後に泊まる町を決めます。昆明、大理、麗江を順に巡るなら、昆明着・麗江発を「複数都市」で検索すると、同じ道を戻る移動を省けます。往復の検索結果とも比べ、最後の国内移動や乗り継ぎに伴う宿泊を含めて判断しましょう。

最初の目的地 検索する空港 選ぶ理由
昆明と周辺、複数地域 KMG:昆明长水国际机场 昆明で観光する日と次の町への移動を無理なく組み合わせる。
大理と洱海 DLU:大理凤仪机场 大理を最初の拠点にし、昆明からの移動時間・費用と比較する。
麗江と北西部 LJG:丽江三义国际机场 麗江から始める短い旅や、さらに北へ進む旅の入口。
シャングリラ DIG:迪庆香格里拉机场 シャングリラを旅の最初または最後にする場合の選択肢。
景洪・西双版納 JHG:西双版纳嘎洒国际机场 南部中心の旅で、昆明から先への移動手間と比べる。
騰衝・和順 TCZ:腾冲驼峰机场 西部の旅を騰衝から始める場合の選択肢。

空港から宿のある地区まではさらに移動が必要です。大理なら古城や洱海のどちらの岸に泊まるか、麗江なら大研・束河・白沙のどこに泊まるかまで決めて、宿への到着時刻を比較します。

直行便、経由便、途中降機を使い分ける

直行便が日程に合うなら、乗り継ぎ待ちがなく到着後の予定が立ちやすくなります。経由便は、出発地から雲南の最終目的地まで一度に検索します。昆明までの運賃だけでなく、大理や麗江までの乗り継ぎを含めた旅程全体で比較しましょう。中国東方航空の航空券検索など、航空会社の公式予約画面で区間と日付を入力して確認できます。

昆明長水国際空港のターミナル通路と、3・4番搭乗口の案内表示
撮影 Liuxingy

経由地で街を観光する「途中降機(ストップオーバー)」は、通常の乗り継ぎとは別の滞在です。市街地への往復時間、宿泊、空港へ戻る移動を日程に入れ、選ぶ運賃規則で途中降機が認められているか確認します。

比較する合計は、航空券、各区間の預け荷物、空港から宿への移動、乗り継ぎ中の宿泊です。短い旅では、安い昆明着に長い待ち時間と翌日の移動が付くより、最初の町に近い空港への航空券が日程に合うことがあります。

同じ都市でも空港コードを読む

乗り継ぎ空港は、都市名だけでなく3文字のIATA空港コードで確認します。上海は浦東 PVG(上海浦东国际机场)と虹橋 SHA(上海虹桥国际机场)、北京は首都 PEK(北京首都国际机场)と大興 PKX(北京大兴国际机场)、成都は天府 TFU(成都天府国际机场)と双流 CTU(成都双流国际机场)があります。

到着と出発のコードが異なる場合は、空港間を地上交通で移動します。ターミナル内の移動とは手順も所要時間も異なり、入国、荷物、空港間移動、次のチェックインを順に組みます。航空券を買う前に、乗り継ぎ時間と次の便の受付締切を並べて見てください。

通しの航空券と別々の航空券を比べる

出発地から最終目的地まで1枚の航空券(通し発券)で購入する場合は、遅延時の補償や接続条件を発券元で確認します。予約サイトで一括旅程に見えても、「セルフトランスファー」「別切り」などの表示がある場合は、別々の航空券として扱われます。

別々に購入するなら、国際線の到着後に次の便へ進む手順を自分で組みます。必要な荷物受取、税関、次の便のチェックイン、保安検査、空港変更を、実際の旅程に沿って数えます。乗り継ぎ泊を入れると出発日が変わるため、到着日と国内線の日付も合わせます。

通しの航空券、荷物のスルーバゲッジ(最終目的地への直送)、乗り継ぎ便の搭乗券発行はそれぞれ別の手続きです。同じ航空会社の組み合わせでも、自動的に荷物がスルーされるとは限りません。コードシェア便では運航会社が異なる場合もあるため、各区間の実際の運航会社や手荷物許容量(個数・重量)を確認しておきます。

出発地のカウンターで荷物と搭乗券を確認する

出発地のチェックインカウンターで雲南までの旅程を提示し、次の3点を確認します。

  1. 預け荷物のタグの最終目的地はどの空港になっているか。
  2. 乗り継ぎ空港で一度荷物を引き取る必要があるか。
  3. 次の国内線の搭乗券はここで発券されるか、乗り継ぎ空港で受け取るか。

手荷物タグの印字が最終空港であっても、税関検査のために経由地での引き取りが必要な場合があります。確認には以下のフレーズが使えます。

  • 「请问行李可以直挂到最终目的地吗?」(荷物を最終目的地までスルーで預けられますか)
  • 「我要在这里提取行李,再重新托运吗?」(ここで荷物を受け取って預け直す必要がありますか)

手荷物預け入れの控え(手荷物引換証)は最終目的地で荷物を受け取るまで手元に保管します。

中国本土最初の空港で国内線へ進む

海外から中国本土の空港に到着し、国内線で雲南へ向かう場合は、最初に到着した本土の空港で入国審査を受けます。上海経由なら上海、昆明乗り継ぎなら昆明です。荷物が最終目的地までスルー預けになっている場合でも、入国審査はこの最初の空港で行います。旅券や必要な渡航書類をあらかじめ手元に用意しておきます。

飛行機を降りたら「国际转国内」(国際線から国内線)の案内表示に従って進みます。入国審査後、荷物の引き取りが必要な旅程では「行李提取」で荷物を受け取って税関を通り、国内線カウンターで再度預け入れます。手荷物自動転送サービスが適用される旅程では、案内表示や係員の指示に従って税関検査を通過します。

乗り継ぎ便の搭乗券をまだ持っていない場合は「中转柜台」(乗り継ぎカウンター)で発券を受け、国内線の保安検査を通って搭乗口へ向かいます。乗り継ぎ時間は、便の条件や荷物の取り扱いに合わせて余裕を持った便を選びましょう。

夜着の一泊と翌日の移動を決める

夜遅くに到着する場合、翌朝すぐに別の便に乗るなら空港周辺の宿、昆明市内を観光するなら地下鉄沿線などの市街地の宿、列車で先へ進むなら乗車する駅に近い宿を選びます。昆明站と昆明南站は大きく離れた別の駅ですので、予約した列車の出発駅を事前に確認してください。

深夜1時などに到着し、すぐに部屋に入って休みたい場合は、前日からの宿泊として予約し、宿に深夜到着の旨を連絡しておきます。遅い到着の受付方法と空港から宿までの移動も予約時に決めておきます。到着の一泊を入れてから、翌日の観光や移動を組みましょう。

帰りは最後の町から組み立てる

最後に麗江へ泊まるなら、まず麗江発の全旅程を検索し、昆明へ戻ってから帰る案と比べます。帰国便が昆明の早朝発なら、最後の町から昆明へ移動する日と空港へ向かう時刻を先に入れます。別々の航空券で国内線と国際線をつなぐ場合は、帰りの荷物受取と再チェックインも含めて選びます。

予約を確定する前に、初日の宿、最終日の宿、各空港コード、到着日の日付表示、荷物のスルー可否を旅程表に並べて確認しましょう。往復の交通手段が確定すれば、観光に使える日数をその間に配分できます。

出典