旅券と旅程から、入国方法を決める

30日以内の観光なら、まず一般旅券の免除を調べる

確認する順序は、旅券の発行国、旅券の種類、旅行の目的、滞在日数です。日本の一般旅券を実際に持つ人は、観光など対象の目的で30日以内の中国滞在なら、2026年12月31日までの入国にビザ免除を利用できます。韓国の一般旅券にも同じ期限の制度があります。他の国の旅券なら、その国に適用される免除協定やビザの条件を選びます。緊急旅券などは一般旅券と区別して手続きを決めます。

この一方的ビザ免除では、旅券は予定する中国滞在期間を通じて有効である必要があります。30日の起算は入国翌日の午前0時です。たとえば10月13日に入国すると、10月14日が1日目、11月12日が30日目になります。航空券はその期限内に中国本土を出る日程で用意します。

昆明、大理、麗江、シャングリラまで回る旅なら、旅程に合う通常のビザ免除またはビザを選ぶと、移動地域を組み立てやすくなります。シャングリラは迪慶州(迪庆州)にあります。

240時間のトランジット免除は、経路と移動地域を先に決める

240時間制度は、対象国の一般旅券で中国本土を経由し、到着前と異なる第三国・地域へ出る場合の選択肢です。たとえばソウルから昆明へ入り、バンコクへ出る経路がこの形に当たります。日本から昆明へ入り日本へ戻るだけの往復は、この経路条件に当たりません。香港・マカオ・台湾も次の地域になり得ます。

2026年10月13日の確認では対象国は57か国です。旅券などの渡航書類は残存3か月以上、次の目的地へ行ける書類と、出発日・座席が確定した第三国・地域行きの予約券を用意します。240時間は入国翌日の午前0時から数え、入国時の臨時入国許可に記された出国期限に合わせて移動します。

雲南で利用できる入口は、昆明長水国際空港(昆明长水国际机场)、麗江三義国際空港(丽江三义国际机场)、磨憨鉄道口岸(磨憨铁路口岸) です。磨憨の道路口岸、河口の道路口岸は、この3つに含まれません。

雲南内の許可地域は、昆明、玉渓、楚雄、紅河、文山、普洱、西双版納、大理、麗江の9地区です。シャングリラを含む迪慶、怒江、保山、徳宏は、この地域表に入っていません。シャングリラを旅程に入れるなら、通常のビザ免除や必要なビザで入国する計画にします。トランジット制度を選ぶ日は、入口、全宿泊地、出国口岸を先に旅程に置き、許可地域内で動ける形にします。

ビザが必要なら、居住地を管轄する申請窓口へ

観光旅行は通常Lビザが対象です。実際の居住地を管轄する中国大使館・領事館または指定のビザセンターを選び、中国ビザ申請サービスセンターや、その窓口が指定するオンライン申請システムから手続きを始めます。

申請には通常、残存6か月以上で空白ページのある旅券、写真、申請書、旅程、航空券と宿泊予約、または招待状などを準備します。自分の国籍と異なる国で申請する場合は、そこでの合法的な滞在・居住を示す書類も用意します。オンライン入力と書類アップロードを行い、画面の案内に従って旅券の提出、料金の支払い、受け取りへ進みます。予約の要否、必要書類、料金、受取日は選んだ窓口の条件で決まります。

発給後は、ビザの ENTER BEFORE(入国できる最終日)、ENTRIES(入国回数)、DURATION OF EACH STAY(1回の滞在日数)を読みます。ENTER BEFOREの当日は北京時間24時までが入国期限で、1回の滞在日数は入国翌日から数えます。入国期限と滞在期限を別々にカレンダーへ入れると、帰路を決められます。

入国カードと最初の宿を準備する

外国人入国カードは、国家移民管理局の公式入力ページで渡航前に入力できます。公式アプリやミニプログラム、口岸のQRコードや機器、紙のカードも用意されています。旅券、到着便、連絡先、最初の宿の正確な名称と中国語住所、出国予定を手元に置いて入力します。

上海や広州などで国際線から国内線に乗り継ぐ場合は、最初に中国本土へ入る空港で入国手続きを行います。昆明までの国内線を入国便として扱わず、実際の国際線到着に合わせて準備します。乗り継ぎ時間にも、この手続きと次の便への移動を含めます。

到着時は旅券原本と、利用する制度に必要なビザや次の便の予約を取り出せるようにして、入国審査、荷物の受け取り、宿への移動の順で進みます。最初の夜は到着時刻と翌日の出発地点で選びましょう。昆明南駅から朝の列車に乗る日なら駅への移動時間を重視し、帰国便が早い最終夜なら空港への移動を重視します。駅名は 昆明站 と 昆明南站 を区別します。

古城の客桟と村の宿を、部屋と登録方法で選ぶ

建物の入口から部屋まで確認する

大理や麗江の古城では、中庭付きの客桟で過ごす時間も楽しめます。路地や石畳を通る宿なら、荷物を持つ距離と車の降車地点まで確認して選びます。村の宿では、駅やバスの到着点から宿までの送迎を一緒に決めると、到着日の移動がつながります。

10月15日午前1時に着いてすぐ部屋を使うなら、予約するのは10月14日の夜です。日付と到着時刻を宿に伝え、深夜のチェックインまで部屋を確保してもらいます。

予約前に確認するのは、実際のベッド数と幅、宿泊人数、部屋の階、階段とエレベーター、暖房、受付時間、送迎の集合地点です。「ツイン」「ファミリールーム」の名前だけで寝床を判断せず、写真と部屋の説明で人数に合うかを見ます。子どもを含む人数を入力し、料金が1室1泊なのか、朝食や追加寝具を含むのかを予約条件で読みます。保証金がある場合は、宿泊料金と分けて金額・支払方法・返還方法を聞きます。

深夜に着く日は、到着便と宿へ着く見込み時刻を伝え、受付担当者がいるか、鍵をどこで受け取るかを先に決めます。次の中国語を予約メッセージに使えます。

  • 每位客人持外国护照,可以办理入住和住宿登记吗?:各宿泊者は外国旅券を持っています。チェックインと宿泊登録はできますか。
  • 房间在几楼?有电梯吗?一共有几张床?:部屋は何階ですか。エレベーターはありますか。ベッドは全部で何台ですか。
  • 我们预计晚上十一点到店,在哪里办理入住?:23時頃到着予定です。どこでチェックインしますか。
  • 汽车可以开到哪里?请发接客点和入口的位置。:車はどこまで入れますか。迎えの場所と入口の位置を送ってください。

ホテルチェーン全体の対応を想定せず、予約する店舗に実際の旅券種類と全員の宿泊人数を伝えます。中国では外国人受入れの特別資格を宿の必須条件とする障壁が撤廃されています。探す基準は「外国人指定ホテル」ではなく、選んだ宿が実際の書類で受付と登録を行うことです。

ホテルでの登録と、個人宅での登録を分ける

営業するホテルや宿泊施設では、運営者が外国人宿泊者の情報を登録して当局へ報告します。チェックインでは各宿泊者が身分証原本を提示します。予約名と書類上の氏名を一致させ、旅券番号などの予約欄も実際の書類で入力します。「民宿」という商品名だけでは、営業施設として宿が登録するのか、個人宅として本人・家主が登録するのか決まりません。予約先に登録担当を聞けば、到着後の手順が決まります。

友人宅などホテル以外に泊まる外国人は、到着から24時間以内に、本人または受入れ側が宿泊登録を行います。2026年9月21日から全国のオンラインサービスが始まり、雲南も対象です。初めてその住宅をオンライン登録するときは受入れ側の協力で申請し、国家移民管理局のオンラインサービスで以前登録した同じ住宅への再滞在や自分の住宅では本人申請ができます。

国家移民管理局の政務サービスで Foreigner Service → Accommodation Registration を開き、旅券と実際の住宅・受入れ側の情報で登録します。完了後は Registration Record Inquiry で記録を確認します。宿泊地を変える日は、新しい住所に合う登録方法をその宿・家主と決めます。

移動時の宿情報の控えと、出国の滞在期限

各都市を出る前に、次の宿の予約名、中国語住所、入口、到着時刻を保存し、迎えの担当者へ到着予定を送ります。地図と連絡の準備は雲南旅行のスマホ準備:通信と地図で入口まで迷わず進むでも確認できます。最終日は、旅券原本、実際の出国便や列車の予約、入国時に決まった滞在期限をそろえ、国際線の空港または出国口岸へ向かいます。国内移動の日ではなく、中国本土を実際に出る日を期限に合わせます。

出典