滇池と西山:湖畔の半日と龍門を歩く一日

石窟を見たいなら西山、歩く量を減らすなら湖畔へ

海埂公園で木陰の下を滇池沿いに延びる石段
撮影 wanghongliu

龍門の見どころは、湖を見下ろす崖に刻まれた石室と、岩の中を抜ける細い通路です。車で近くまで行っても、見学には石段を歩きます。階段を避けたい人、小さな子どもや足に負担をかけたくない家族と行く人は、海埂大壩の湖畔を半日の主目的にすると、歩く距離を自分で決められます。海埂公園の開放区間で散策する選択もあります。

西山の龍門と滇池のゴンドラを組み合わせるなら、現地の行程に約4〜5時間、市内との往復は別に取ります。寺院の散策や長めの湖畔休憩を加える日は、約6〜8時間の一日を用意しましょう。いずれも旅程を組むための目安です。晴れた日の龍門では湖と市街の広がり、湖畔では西山の「眠れる美女」と呼ばれる山の輪郭を楽しめます。

ゴンドラと龍門リフト、二つの違い

滇池索道(昆明旅游索道)は、湖側の湖滨路16号と、西山の聂耳墓广场付近の接続地点を結ぶゴンドラです。水面を渡って山腹へ上がります。龍門の石窟へは、山側からさらに園内交通と徒歩で進みます。

龙门索道は、山内の短い路線で、小石林・龍門の裏口付近へ上がる索道です。以前の旅行記に登場する露天のペアリフトはこちらです。2026年10月13日の確認時点では、改修工事が続いています。10月の龍門景区の再開と、リフトの運行再開は別です。現在のルートは、車で龍門へ近づき、標識に沿って石段を歩きます。

車も二種類あります。大型の环保大巴は高峣游客中心から聂耳墓广场へ、小型の电瓶车は広場から龍門へ走ります。山麓からの長い移動と、龍門への短い移動を分けて考えると、乗り換えが分かりやすくなります。

地下鉄で山へ入り、湖のゴンドラで下りる

昆明の西山龍門で祠の横の石段を下りる観光客
撮影 Hermann Luyken

朝、市内から地下鉄3号線で西山公园站へ行き、高峣游客中心へ進みます。食事や飲み物を買うなら、茶馬花街を上山前の立ち寄り先にできます。

  1. 環境対応バスで聂耳墓广场へ。
  2. 電動カートに乗り換え、龍門の見学区へ。
  3. 現場の一方通行の案内に従って、三清閣、岩の通路、石室と湖を望む場所を巡る。
  4. カートで広場に戻り、滇池索道の山側接続地点へ移動。
  5. ゴンドラで湖滨路16号へ下り、海埂大壩または海埂公園を選んで散策。
  6. 湖畔からタクシーで市内へ戻るか、地下鉄5号線の駅まで移動し、五一路站で3号線へ乗り換える。

龍門の見学を午後の中頃までに終える予定にすると、湖畔の時間を取りやすくなります。最初の園内交通に乗る時に、その日のカート、バス、ゴンドラの最終乗車時刻を聞いておきましょう。

逆方向も選べます。湖滨路16号からゴンドラで上がり、龍門を見学し、カートで広場へ戻ります。そこから大型バスで高峣へ下り、西山公园站から3号線で市内へ。湖側を出発点と帰着点にするなら、滇池ゴンドラの往復と山内カートを使います。この行程では高峣との大型バス移動は要りません。

石段、展望台、寺院をどう組み合わせる?

昆明の西山にある華亭寺の赤い山門と石段
撮影 XuasdYX

龍門には石段と狭い岩の通路があります。カートは見学開始地点までの歩きを減らす交通です。階段のある見学区そのものは歩きます。ゴンドラだけを楽しむ場合も、駅と次の交通手段の間には徒歩移動があります。家族で行く時は、この歩行区間を含めて湖畔中心か龍門まで行くかを選びましょう。

三清閣や石窟では、崖に沿って建てられた建物、岩を彫って作られた石室、道教の人物像を見ながら進めます。門を一つ見るだけの行程ではなく、岩壁と湖の眺めが次々に変わる道を歩くのが魅力です。

もっと高い景色を見たい人は凌虚阁へ追加で登れます。上りが増えるため、一日の日に組み込むと余裕ができます。林の中の道や寺院を楽しみたい人は、华亭寺と太华寺の徒歩散策を選び、湖畔の滞在を短くするとよいでしょう。広場付近の聶耳の墓と記念館は、中国国歌の作曲者に関心がある人向けです。これらは興味に合わせて選ぶ追加の立ち寄り先です。

A・B共通券と予約日

成人一人分のオンライン共通券は、2026年9月23日の発表を基に、10月13日に確認した価格です。6月・9月は閑散期、それ以外は繁忙期の価格が適用され、10月は繁忙期です。

共通券 繁忙期/6月・9月 内容 向くルート
A CNY 135/105 滇池ゴンドラ往復、龍門、カート往復 湖側から入り、湖側へ戻る
B CNY 110/90 滇池ゴンドラ片道、龍門、カート往復、大型バス片道 地下鉄で山へ、ゴンドラで湖へ。逆方向も可

工事中の龍門リフトは、どちらにも含まれません。滇池ゴンドラだけなら、2026年6月11日の運営告知では、成人の繁忙期料金が片道CNY 60、往復CNY 100。6月・9月は片道CNY 40、往復CNY 70です。

美団(Meituan)のアプリかミニプログラムで滇池索道联票または西山景区联票を検索し、日付、AかB、片道の場合は方向を選びます。電子チケットのQRコードを各施設で個別に読み取ってもらいます。9月22日に掲載された購入規則では、当日09:30より前の購入は当日分、09:30以降は翌日以降の利用です。これは利用日の購入規則です。朝から行く予定なら前日までに利用日を選んで購入すると組みやすくなります。窓口で購入する場合、オンライン共通券の条件とは分けて選びましょう。

海埂公園と海埂大壩は別の湖畔

滇池の海埂大壩にある広い遊歩道の観光客と飛ぶカモメ
撮影 N509FZ

海埂公园の住所は滇池路1318号です。2026年8月26日から再整備が始まり、一部区間は工事のため囲われています。囲われていない区間は無料で開放しています。海埂大坝は別の湖畔で、開放が続いています。冬にユリカモメを見るなら、大壩を主目的にできます。ゴンドラの湖側乗り場は湖滨路16号。公園、大壩、ゴンドラ駅をそれぞれ目的地として指定すると、最後の移動を決めやすくなります。

地下鉄5号線の渔户村站から海埂公園の主入口までは約1.9kmです。歩くなら約25〜30分を見込み、足を使いたくない日はタクシーで最後の区間を移動します。大壩へは迎海路站から徒歩かタクシーで湖畔まで進みます。94系統のバスは海埂公園と高峣を結ぶので、山側と公園側をつなぐ選択にもなります。5号線と3号線の乗り換えは五一路站です。

ユリカモメの主な観察期は、例年11月から翌年3月。2026年は10月初めに海洪湿地へ最初の冬鳥が現れ、10月12日の観測記事では主な群れの到来を11月頃と見込んでいます。10月は湖と石窟を中心に、冬は大壩の観察時間を長く取ると、季節に合った一日になります。

持ち物と時間の取り方

石段を歩きやすい靴、水、日よけ、薄手の上着を用意し、山を加える日は朝に出発します。滇池索道の2025年4月7日の運営告知では、平日は09:00〜17:00、週末は09:00〜17:30です。当日の最終乗車時刻は最初の乗車時に確認し、帰りの交通まで決めてから追加の展望台や寺院を選びましょう。

出典